そろそろ始まる花粉のシーズン…

こんにちは、ぶり子です。

ここ最近になって、お客様から『花粉』というキーワードをチラホラ聞くようになってきました。

まだ2月ではありますが、1日だけ急に暖かくなる日も何日かありましたね…

それを皮切りに、花粉症持ちの人は、そろそろ症状が現れはじめているようです…

花粉症の症状として、くしゃみや鼻水、目の痒みなどを訴える人が多いですが、この季節の変わり目、『お肌も揺らぎやすい』というお声もよく聞きます。

お肌に対する花粉の症状は、炎症、かゆみ、かぶれなどがあげられます。

これらの花粉症のアレルギー反応は、過剰に反応した免疫機構によって起こるものです。

私たちの身体は、体内に異物が侵入してくると、免疫機構がはたらいて異物を攻撃します。

その際に、ヒスタミンという物質が産生されるのですが、それが原因となって起こるのがアレルギー症状です。

アレルゲンとされるものは、一般的に無害なものがほとんど。

身体の免疫が勘違いを起こすことで発症してしまう、厄介な反応なのです。



確かにアレルギー反応は免疫機構の勘違いでもあるのですが、それ以前にアレルゲンが体内に侵入しやすくなっている、という点にも原因があると考えられます。

ようは、お肌が乾燥しているということ。

お肌の保湿は、皮脂、角質細胞のNMF、角質細胞間に存在する細胞間脂質のセラミドによって水分を保持しています。

角質層は、NMFとセラミドが水分をキープしていることで保湿されています。

そして、皮脂はこれら角質層内の水分が蒸発されるのを防いでいます。

まず、この皮脂の分泌が少なくなると角質層の水分が蒸発されやすい状態になってしまいます。

こうして皮脂の分泌が少なくなって、角質があらわになってしまうと、簡単にお肌内部の水分は奪われていってしまいます。

特に、空気の湿度が50%を切ってしまうと、急激にお肌の水分が奪われ始めてしまいます。

角質細胞は、枯れ葉状に積み重なって構成されています。

その細胞間を埋めているのは細胞間脂質がキープしている水分です。

角質細胞の隙間を埋めることで、お肌の中に有害な物質や菌などが侵入してこないように守っています。

ですが、このようにお肌が乾燥してしまうとお肌のバリア機能を果たせなくなってしまい、お肌がカサつくとか粉を吹いてしまう、といったようなお肌の乾燥症状だけではなく、アレルギー症状のような肌トラブルを引き起こしてしまう惨事が起こってしまう、というわけです。

ようするに、肌荒れの根本原因には、お肌の乾燥が大きく関係しているということ。

季節の変わり目にお肌が荒れやすいのは、冬場で乾燥しきったお肌に、花粉などのアレルゲンが付着することで起こってしまうのが原因のひとつであると考えて良いでしょう。

ですので、花粉が本格的になってきてしまう前に、冬場で進行してしまったお肌の乾燥をケアしておく必要がある、というわけです。

しっかり保湿能力の高いお肌をキープしておけば、いざ花粉が飛び出したときにはお肌自体の抵抗力がっいており、ちょっとやそっとじゃ揺らがないことでしょう。

早め早めの保湿ケア対策が吉ですよ…!!


次回にお肌の保湿ケアについてもご紹介していきたいと思います。



[2016/02/17]
ぶり子🐤










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